土壌調査~土壌汚染状況調査内容
土壌汚染状況調査(フェーズ2調査)
状況調査では、対象地表層部の土壌、または表層部土壌ガスを採取、分析し、
対象地に関する土壌汚染の評価を定量的に行います。
①地歴調査を実施している場合、その調査結果をもとに採取、分析計画を設計します。
②地歴調査を実施していない場合は、基本的に対象地全域に対して土壌の採取、
また土壌汚染対策法に係る特定有害物質全26項目の分析を実施します。
<調査内容>
対象地の汚染のおそれが多い場合、100㎡に対し1地点の割合で採取、分析を実施
します。
汚染のおそれが少ない場合は、土壌ガスは900㎡に対し1地点、表層土壌は5地点を
採取し、混合してひとつの検体として分析を実施します。
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土壌ガス調査
第一種特定有害物質の調査の場合、土壌ガスを採取します。
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表層土壌調査
第二種、第三種特定有害物質の調査の場合、表層部の土壌を採取します。
- 土壌採取地点図(例)
汚染のおそれあり→土壌汚染詳細調査(深度調査)へ
汚染のおそれなし→調査終了